2017-07-16から1日間の記事一覧

批評のリーチはどこへ届いているか

歴史は二度繰り返す。一度目は悲劇として、二度目は喜劇として。 有名なマルクスの言葉には、続きをつけておく必要がある。「三度目以降は悲喜劇として」。歴史は何度でも反復する。ただし差異を伴って。 しばしば「時を越えて同一物が繰り返し回帰する」と…

屍を越えて旅する覚悟

昨晩「誤配可能性」について触れたこともあって、書き落としていたことがあったのを思い出した。太宰治「女生徒」の原型となった少女を救ってさしあげねば。 この記事で、台湾人の「博士」の助けを借りながら、「女生徒」は、太宰治が川端康成へ、「贈答品+…