2018-06-29から1日間の記事一覧

短編小説「古城にあった炎の記憶」

彼からのプロポーズを受け入れたあと、来年には結婚式を挙げられたらいいねと、互いに微笑み合った。まだ私たちは、幸せな結婚というものが、実際にどんな形をしているのかを知らない。けれど、最初に私が触れたそれは、色とりどりの植物で飾りつけられてい…