2018-06-30から1日間の記事一覧

短編小説「地球代表ライキーの夢」

ぼくは市民公園の芝生の上をランニングしていた。この街には雨がよく降る。しぶきが飛び散るのもかまわず、雨上がりの芝生を走るのが、ぼくは好きだった。頭上の空から、誰かの話し声がした。 「ほら、視野がラリー・クラークの処女映画みたいだ」 ぼくは立…