2018-06-28から1日間の記事一覧

短編小説「マッチ箱サイズのバイオレンス」

「知らない写真家の個展に迷い込んだことがあってね」と、ハンドルを握っている30代の男は喋りつづけた。「画廊の壁には、マッチ箱くらいの写真があったかと思うと、オレよりデカい巨大な写真まである。サイズがバラバラな写真が、白壁に撒き散らされている…